いい思い出を作るために選ぶべき卒業式衣裳
一般的・主流なのはやっぱり袴スタイル。
理由として挙げられるのは「卒業式でしか着る機会がないから」というものです。
やはり一生に一度の機会ということで、卒業式にどんな衣裳で出席するか考えられた結果だと思います。
ただこれは、振袖で出席してはいけないということではありません。
振袖もまた卒業式という式典にふさわしい正装です。
振袖で卒業式に出席される方は少数ですが、毎年いらっしゃいますのでご安心ください。
なぜ?振袖よりも袴での出席の方が多い理由
一番に挙げられるのは先述の通り「卒業式でしか着る機会がないから」です。
では、その他になにが理由に挙げられるでしょうか?
1.振袖は卒業式でなくても友達の結婚式や習い事等で着る機会がこの先もある
2.持っている着物が地味なので袴と合わせて華やかなものにしたい
3.卒業式の後の事務手続き等を考えて、移動や作業をする上で動きやすい袴がいい
4.謝恩会で振袖を着るから、卒業式は袴にする
5.コーディネートを自分の好きなように自由に楽しめる
6.振袖のフルセットレンタルよりも価格が安く済む
など、他にも様々な理由が挙げられます。
「袴を着るチャンスはこの機会しかないけれど、振袖を着るチャンスはこの先もある」というのは大きいかもしれません。
一度成人式で振袖を着た方なら尚更です。
卒業式にしか着ることのできないものだからこそ、一度くらいは袴を着ておきたい。
そう望まれる方は多くいらっしゃいます。
さらに実際に卒業式当日のスケジュールを考えた意見も見られます。
卒業式当日は式への出席だけで終わるわけではありません。
その後のスケジュールによっては、動きやすい服装というのは大事になってきます。
もちろん「ハイカラ」な女学生スタイルへの憧れも強いでしょう。
これらの理由から、多くの方が袴での出席を望まれます。
華やかなのはどっち?振袖と振袖+袴の見え方
華やかさで言えばどちらも華やか!
振袖のみの着用は、袴で柄が隠れないというメリットがあります。
袴を着用するとどうしても着物の胴から下が隠れてしまいますが、振袖+袴だと袖のデザインと胸元のデザインはきちんと見えます。
ですが、足元のデザインが気に入っている場合だとすべて隠れてしまうことに。
その着物のどこを気に入っているか、見え方をどうしたいかを考えて選んでみましょう。
卒業式に振袖での出席は問題ありません
卒業式当日に振袖で出席する方は毎年少数ですがいらっしゃいます。
TPOを気にして、振袖での出席か振袖+袴での出席かを悩まれている方は意外と多いです。
ですが、振袖もまた立派な正装スタイル。
違う点を簡単に以下にまとめてみました。
・華やかさはどちらもデザイン次第!袋帯がある分、振袖も十分華やかに見えます。
・卒業式の衣装は袴の方が圧倒的!
・振袖フルセットレンタルの相場は10万円超え!これは袴レンタルの3倍以上の相場です。
・振袖はすでに成人式で着ていたり、これから先も着る機会があるけれど、袴を着るのは卒業式くらいのもの。
・コーディネートを上下でいろいろ楽しめるのは袴の方。おしゃれ重視なら袴をおすすめ。
華やかさを重視するなら豪華な振袖を。
袋帯や帯締めもしっかり見えるので、その分だけ豪華さが増します。
予算や卒業式当日のこと、さらに自分でコーディネートが楽しめる点、この機会にしか着れない点を考えるなら袴を。
どちらにもメリットとデメリットは存在します。
一番は「あなたがなにを着たいと思うか」それが大事なことです。